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優れたリーダーの条件 [雑記]

英語学習者のみならず、最近では一般の人にもかなり知れ渡るようになった世界的プレゼンの【TED】。

このTEDは単純に英語の勉強にも使えるけど、プレゼンテーションとしての質もべらぼうに高い。
TEDカンファレンスが素晴らしいのは、講演者が錚々たる面々であることと、ジャンルが多岐にわたることだ。
興味ある分野だけ聞いてもじゅうぶん勉強になる。

今は亡きジョブズや、Googleのマット・カッツ、ゴア元米副大統領など、世界的に有名な人たちが優れたプレゼンをしている。

そんな中で俺のお気に入りは

サイモン・シネック(Simon Sinek)の「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」

と、

ダニエル・ピンク(Daniel H. Pink)の 「やる気に関する驚きの科学」

のふたつだ。
どちらも人を動かすという点において大いに参考になる。

逆に言うと、世の多くの上司がどれだけ部下のやる気を殺いでいるのかもわかる。
まあここでグダグダ内容を述べるよりも、実際に動画を観てもらう方が早いので(だいたい1プレゼンが15~20分程度だし)、気になった人はチェックしてみてほしい。

面白い話を聞いたことがある。
無気力とは訓練の賜物であるという話だ。

人は先天的に気力にあふれているのだが、ちょっとずつちょっとずつやる気を殺がれて、やがて無気力になっていく。
親や教師からの「勉強しなさい」だとか、上司や先輩の的はずれな説教なんかが繰り返されることによって、無気力が形成されていくのだとか。

やる気に満ちあふれた新入社員が五月病になるのは、短期的に無気力訓練が功を奏した成果だろう。

無気力を訓練し、やる気を引き出すのにもっとも効果のない金銭的インセンティブで引っ張るやり方をしているのだから、日本の会社員の生産性が欧米諸国に比べて半分程度しかないのも当然といえば当然だ。

指導者やリーダーというものが、そうした資質が備わっているかどうかではなく、ただそこに「長くいたから」という理由だけでその地位についている点が、多くの組織で見られるが、やはりこれは危険だと思う。

リーダーがリーダーとしての条件を満たしているかどうか、組織が生き残るにはこの点が今までの時代よりもはるかにこれからは重要になってくるだろう。

そんなわけで、部下を多少なりとも抱えている人は、上記に挙げたふたつのTEDカンファレンスの動画を観てほしい(´ω`)

まあそういう人じゃなくても、単純に話としても面白いから時間があったら観てみてね(・∀・)
検索すればすぐ出てくるから。
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